プロフィール

Author:やす先生
1978年生まれ27歳。
学習塾講師と吹奏楽・オーケストラ指導者という2つの顔を持つ男。といって、顔は決して男前ではない(笑
塾ではクールで分かりやすい授業を展開中。主に高3・中3受験生を担当。
音楽は、非常に情熱家。とにかく演奏者をノせることに重きを置いている。

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やす先生のエトセトラ
塾講師であり音楽家(?)でもあるやす先生が日々思っていることをつづったものです。一般論あり、専門論ありのブログです。
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青木の現代文「単語の王様」
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【大学入試・英語】リスニング対策は万全ですか?



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学校・教育委員会は怠慢か? 〜福岡・少女軟禁事件より〜
福岡で18歳の少女が保護され、40歳の母親が傷害容疑で逮捕された。【以下、ニュースソース】

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福岡の女性保護事件 幼稚園前に就学断念 母親 子育て苦、思い詰める

 二女(18)に対する傷害容疑で逮捕された福岡市博多区の母親(40)が、二女を生後ほとんど外出させず、小中学校に通わせていなかった問題で、母親は当初、二女を幼稚園に通わせようとしたが、トイレにうまくいけなかったことなどから断念し、その後、自宅から外出させないようにしたと、博多署に供述していたことが六日、分かった。

 調べでは、二女は二、三歳のころ、吐血したり、周りにある物を手当たり次第に口にするようになった。通院して症状は治まったが、発育は遅れていたという。

 二女が小学四―六年生として通うはずだった小学校の当時の校長によると、同小は校長、教頭、担任、生活指導教諭らが月一回程度、家庭を訪問した。しかし、母親は、チェーンがかかったドアのすき間やベランダ側窓のカーテン越しに「(娘は)里にやっている」「家にはいない」などと話し、結局、二女に一回も会えなかったという。

 母親は十月二十八日、自宅で二女がテレビを勝手に見たことに腹を立て、顔や背中を殴り軽傷を負わせたとして十一月一日に傷害容疑で逮捕された。

 母親は調べに対し「夫が家庭を顧みない」「アルバイトをしたいが、子ども(二女)に時間を取られてできない」などと供述し、子育てに行き詰まり、思い詰めていた様子だったという。一方、二女は「(逮捕されて)お母さんがかわいそう」と捜査員に話していたという。二女は現在、市内の病院に検査入院している。

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このことで、学校・教育委員会・児童相談所がやり玉にあげられている。

児童相談所が「職務怠慢」でやり玉に挙げられるのは仕方ないにしろ、学校・教育委員会までをも怠慢とするのはいかがなものか?

不登校の児童・生徒に対する対応は各地方自治体によってまちまちではあるものの、おおむね「学校・教育委員会の相談により、連絡および家庭訪問」し、それでだめなら「児童相談所に通告」というパターンになっているようだ。ここでポイントとなるのは「どこまでが責任ラインなのか」ということである。つまり、児童相談所に通告した段階で、あとは相談所が責任持って対応するのか、引き続き、学校・教育委員会がケアに当たるのかということだ。

学校・教育委員会は、正直言ってこの手の問題に関してはアマチュアだ。学校専任の精神科医・「正式な」カウンセラーが完備されているわけではないし、先生たちだってそのような専門的教育を受けているわけではない。こうなってしまった以上、少女を社会復帰させるためにはプロの手が必要となる。それは、児童相談所の持っているネットワークではなかろうか。

このような中、1ヶ月に1回の家庭訪問を試みていた学校・教育委員会は良く努力したと私は言いたい。アマチュアの方々に9年間もこのようなご苦労をさせてしまい、自分たちは問題を放置していたという児童相談所の方に問題があるだろう。

学校が「何でもやれる」時代はすでに終わっている。これからは、それぞれのプロフェッショナルが上手に連携して現代社会の諸問題にあたるべきだ。あくまで、学校は「教科指導と集団行動管理のスペシャリスト」なのだから。



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